「成婚退会したけど、なんだか不安…」
「結婚の話が進まない…」「性格が合わなかったかも…」
──こんな風に、成婚退会後に後悔してしまう人が実は少なくありません。
結婚相談所は「成婚=ゴール」ではなく、そこからが本当のスタート。
満足のいく結婚生活を送るためには、成婚退会前に確認すべきこと・話し合うべきことがたくさんあります。
今回は、成婚後に「後悔した…」という人の共通点と、同じ失敗を防ぐための具体的なポイントをわかりやすく解説します。
✅ 成婚退会とは?改めて確認しよう
まず前提として、成婚退会=プロポーズを受け、結婚の意思が固まった状態で退会することです。
結婚式や入籍が済んでいなくても、2人が「結婚する意思を持った」と判断されれば、成婚扱いになります。
ただし、この段階ではまだ同棲や入籍前のカップル状態であるため、注意が必要です。
✅ 成婚退会後に後悔する人の共通点6選
① 価値観のすり合わせが不十分だった
結婚に対する考え方や生活スタイルの違いを、「何となく合うから大丈夫」と思い込んで成婚したケース。
いざ一緒に住んでから「え?こんな価値観だったの?」とズレに気づくことも。
例:
- 金銭感覚の違い(貯金・浪費・家計管理)
- 家事分担の意識の違い
- 子どもに対する希望の有無・教育方針
💡対策:
成婚前に「理想の生活像」について深く話し合いましょう。
お金、家事、働き方、子育てなど現実的な話題ほど大切です。
② 相手の「条件」ばかりを優先してしまった
年収・学歴・見た目など条件に惹かれて交際を進めたものの、実際に一緒に過ごしてみたら性格や相性に違和感…。
💡対策:
「条件」は最初のきっかけとして大切ですが、成婚前には“一緒にいて安心できるか”、“本音を話せる相手か”に目を向けましょう。
③ 本音を話せないまま交際が進んでいた
仮交際や真剣交際の間に遠慮してしまい、言いたいことを言えないまま成婚。
結果、同棲後・婚約後に違和感が爆発してしまうケースも。
💡対策:
真剣交際に入ったら、将来への不安や希望を率直に共有しましょう。
「こんなこと言ったら嫌われるかも」と思っても、我慢は長続きしません。
④ 家族との関係性・環境を確認していなかった
結婚は当人同士だけでなく、家族同士の関係も影響します。
成婚後に「相手の親とうまくいかない」「親の介護問題があった」など、想定外のトラブルに発展することも。
💡対策:
- 家族構成や親との距離感(物理的・心理的)を確認する
- 親との初対面前に、相手から家庭環境をざっくり教えてもらう
- 「親と同居の可能性」など重要項目は早めに聞いておく
⑤ 成婚後の計画があいまいだった
成婚退会後に「で、いつ結婚するの?」「仕事は?住まいは?」と話が進まないままフェードアウト。
「成婚したのに自然消滅…」という悲しい結末も。
💡対策:
- 退会前に「入籍時期」「住む場所」「今後のスケジュール」の話し合いを必ずしておく
- 曖昧なままの退会は避け、しっかり2人の未来像を描けてから卒業する
⑥ 婚活疲れで「とりあえず成婚」してしまった
「早く結婚したい」「婚活に疲れた」という理由で、深く考えずに成婚を決断。
その場は安心感があっても、後から「本当にこの人でよかったのか」と悩むケースも多いです。
💡対策:
焦りや孤独に流されず、“この人と一緒にいたい”という確信が持てるかどうかを大切にしましょう。
✅ 成婚退会で後悔しないためのチェックリスト
以下の項目を2人でクリアできていれば、後悔のリスクはグッと下がります。
- 将来の住まいやライフスタイルについて話し合った
- 金銭感覚に極端なズレはないと感じる
- 家事や子育ての考え方も確認済み
- お互いの家族について基本的な理解がある
- 本音で話せる関係性ができている
- 「この人となら、何があっても一緒に乗り越えられそう」と思える
✅ まとめ|“卒業”よりも“その後”を見据えて決断を
結婚相談所で成婚退会するのは、ひとつの大きな達成です。
ですが、本当に大切なのは「その後も幸せでいられるか」ということ。
焦らず、自分の気持ちと向き合いながら、相手との信頼関係を深めていきましょう。
「退会するかどうか迷っている」「まだ不安がある」──
そんなときは、カウンセラーに正直に相談することが、後悔しない婚活への第一歩です。