すれ違いを防いで“後悔しない結婚”につなげよう
仮交際から真剣交際へ進むタイミングは、結婚相談所での婚活において非常に重要な分岐点です。
お互いに「この人と将来を考えていけるか」を意識し始めるからこそ、ここでの対話や確認はとても大切。
「好き」という気持ちだけで突き進むと、結婚後に「こんなはずじゃなかった」と後悔する可能性も…。
そこで今回は、真剣交際に進む前に必ず確認しておきたい10の質問をご紹介します。
お互いの価値観や将来像を共有することで、安心して次のステップへ進みましょう。
✅ 1. 結婚したい時期はいつ頃?
「来年には結婚したい」「まだ数年は仕事を優先したい」など、結婚の希望時期は人それぞれ。
ここにズレがあると、どちらかが不満を抱えやすくなります。
🔸質問例:「理想の結婚時期っていつ頃をイメージしていますか?」
✅ 2. 子どもは欲しい?育て方の希望は?
「子どもが欲しいかどうか」はもちろん、「何人希望?」「育て方はどう考えてる?」といった内容も重要。
価値観の違いが大きな溝になる前に、あらかじめ話し合っておくことが大切です。
🔸質問例:「将来的に子どもは考えていますか?」
✅ 3. 共働き?専業主婦(夫)?働き方の希望は?
結婚後のライフスタイルに直結するテーマです。
共働き希望でも、育児中はどうする?転勤や残業は?など、現実的な部分まで確認しましょう。
🔸質問例:「仕事と家庭の両立って、どんなふうに考えていますか?」
✅ 4. 金銭感覚や家計管理の方針は?
「浪費家・節約家の差」や「貯金の習慣」「投資に対する考え方」など、金銭感覚のすれ違いは大きなトラブルの原因に。
家計の管理方法(財布は共同?別?)についても、確認しておくと安心です。
🔸質問例:「お金の使い方で大事にしてることってありますか?」
✅ 5. 家事の分担についての考え方は?
「家事ができる・できない」ではなく、「どう分担するのが理想か」を話し合うのがポイント。
生活のリアルに直結する部分なので、得意不得意も含めてオープンに話すのがおすすめです。
🔸質問例:「家事の分担ってどうするのが理想だと思いますか?」
✅ 6. 親との関係性・将来の距離感は?
「親との同居は?」「休日の実家訪問頻度は?」「将来的な介護のことは?」など、家族に関する価値観も見ておきたいポイント。
感情的な話題になりやすいので、柔らかく聞くのがコツです。
🔸質問例:「親御さんとの距離感ってどんな感じですか?」
✅ 7. 住む場所や住環境の希望は?
都心・郊外、一戸建て・マンション、実家の近くがいいなど、居住地の希望を確認しましょう。
特に転勤の有無がある場合は要チェックです。
🔸質問例:「将来的に住みたいエリアってありますか?」
✅ 8. 健康状態や持病、過去の病歴は?
少しデリケートな話ですが、長く人生を共にする相手だからこそ、お互いに知っておくべきことです。
「言いづらいことでも伝える覚悟」は信頼関係につながります。
🔸質問例:「体調や健康面で気をつけていることってありますか?」
✅ 9. 宗教や文化・価値観の違いはある?
宗教的な考えや家族の習慣、文化の違いがある場合は、早い段階で共有を。
否定ではなく、理解し合うことが大切です。
🔸質問例:「ご家庭に宗教的な習慣ってありますか?」
✅ 10. 理想の夫婦像とは?
「仲良し夫婦がいい」「お互いに自立した関係がいい」など、思い描く夫婦の形をすり合わせることで、相性が見えやすくなります。
一見ふわっとした質問ですが、実はかなり核心的。
🔸質問例:「どんな夫婦になりたいって思いますか?」
🔍 まとめ|不安があるなら“確認”がいちばんの誠実さ
真剣交際に入る前の10の質問は、結婚に直結するテーマばかり。
重たく感じるかもしれませんが、確認する=相手を大切に考えている証拠です。
すべて完璧に一致しなくても大丈夫。
大切なのは「どこまで歩み寄れるか」「価値観の違いをどう受け入れられるか」という視点です。
後悔のない真剣交際をスタートするために、今日から少しずつ、率直なコミュニケーションを意識してみてください。